東京に

 先日、研修で東京に行きました。研修は自主的なもので、事務所の業務の効率化に関して大変勉強になるものでした。それはまた、仕事に活かしていきたいと思います。

 東京に来たこの機会にと友人に案内してもらい、コレクティブハウスのコモンミールというものに参加させてもらいました。コレクティブハウスというのは、全ての居住設備や空間を共有するシェアハウスと違い、各世帯ごとのマンションと同じような部屋があり、プライバシーが守られたものです。そのうえで、食堂やリビングルームやその他設備スペースを共同で使用することができるのだそうです。

 そしてコモンミールとは、入居者が当番制で、共同で使えるキッチンで当日食事を希望した方全員の食事を作り、交代ごうたいで皆一緒に食べたり、食堂まで食事を受け取りにいって、それを自室に持ち帰って食べたり。人それぞれ自由に時間とスペースを共有できる食事会でした。

 コモンミール食事当番の方が友人と親しく事前に承諾頂いていたとはいえ、ほかの方達にとっては私の参加は唐突であったのを、気さくに応対してくださり、また皆さんの話がそれぞれに興味深く楽しい時間を過ごさせてもらいました。食堂で子ども達が、おしゃべり食べたりとにかく楽しそうな様子がとても印象的でした
 今回こころよく参加に応じてくださった、このコレクティブハウスに入居しており、またコレクティブハウスというスタイルへの取り組みもされている大島さんという方がその代表を務めるNPO法人サイト内のブログで、“生活の中でどれだけ水回りを共有できるか”がコレクティブハウスの意義や深度において重要ではないかということを述べられていて、なるほど、と。いわゆる渡鬼(渡る世間に鬼はなし)的な人の厄介なドラマを想い浮かべたら、皆流しで皿洗ってたり皆洗面台の前で思い詰めた顔をしてたなと。嫁姑と台所はいうまでもなく。。あげたらきりがなく、水まわり、とはまさしく私たちの暮らしのボトルネックでもあることだと一人合点しました。コレクティブハウスについて思うことで、私が住む地方にはまた地縁を活かした地域の食堂の試みがあることも想い浮かべましたし、研修だけでなくこちらも貴重な体験となりました。
 

ご相談フォーム
トップへ戻る