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2020年07月04日
古語拾遺に記された状況は、古事記が生まれた背景でもあります。かつてあった人々の有り様が変わっていく失われていくなかで、その有り様を形に残すこと。古事記には生まれることと死ぬことが繰り返し描かれます。生きる伊邪那岐と死んだ …
2020年05月24日
小林秀雄「本居宣長」のなかで取り上げられているある文です(古語拾遺という平安時代の資料の序文だそうです。)。 タイトルの意味は、この日本にまだ文字がなかった時代のことを言います。 「身分の違いや老若男女を問わず、人々は大 …