2025.12.30
今年も残りわずかとなりました。
皆さんはどの様な1年だったでしょうか。私は12月にピークを迎えた慌ただしさにすっかり疲れて、ここ数日沢山寝坊しています。
“人は皆、たくさんのことを望ながら何と只の人間にとどまるんだろう”と小林秀雄の言葉のように、今年も1年ジタバタ動いてまあ何とかいつも通り無事に過ごせたものだとしみじみしています。1年を通して区切りになることは幾つかありましたが、その1つ、先月花瓶を購入しました。

倉俣史朗というデザイナーの作品で、30年以上前に亡くなっており高校生の時にその特集記事を本屋で立ち読みして以来、たまに思いだしてネットで作品を検索していました。ここ10年程、この花瓶がいつか欲しいと思っていたのをついに手に入れました。嬉しくて、事務所玄関の自分のデスクから観える位置に置いて毎日眺めています。

スタッフが旅行のお土産にくれたものです。可愛らしいキャラクターのお菓子ですね。元の動物は今年、可愛らしいとはほど遠い被害を起こしています。お前も肩身が狭いなとか、人は勝手にイメージを構成するものだなとか、年末に我ながら茫洋としたことを考えています。少し疲れがたまっているかもしれませんね。
今年も様々なお客様のご依頼がありました。特に多くなったと感じたのが、お客様が私の話を周囲でよく聞いているということでした。幸いそれは好意的なもので、仕事を通しての信用が拡がってきているのを実感できてありがたいことでした。勿論反省することも多いのですが、その点は来年からの仕事に現して行きたいと思います。
今年も1年ありがとうございました。来年が私や皆さんにとってよい年でありますように。








